若人の広場は太平洋戦争で戦没した全国約20万人の学徒ら若者を祈念して昭和42年に建設されました。世界的建築家である丹下健三氏が設計した高さ25mの太平洋戦争の戦没学徒の鎮魂の塔「慰霊塔・永遠のともしび」が建立され、戦没学徒の遺品が展示されている資料館・戦没学徒記念館も併設されていました。しかし、阪神大震災を期に、「平和資料館・戦没学徒記念館」は閉館され、展示されていた遺品類は2004年、立命館大学国際平和ミュージアム(京都市北区)へ寄贈されました。
丹下健三の幻の作品
建物は世界的建築家・故 丹下健三の設計によるものです。高さ25mの慰霊塔は学徒の象徴としてペン先をモチーフに、そして展示室は塹壕をモチーフにして設計されています。記念塔の下部には『若人よ。天と地を結ぶ灯たれ。』と記された「永遠の灯」が灯されていました。
福良港を見下ろす高台に位置する若人の広場からは、はるかに鳴門海峡を眺望することができます。時には天使のはしごが現れ、鳴門海峡を神秘的な光りで包み込みます。この場所は鳴門海峡の背景に沈む夕日を眺めるビューポイントとしても知られています。
あわじ花へんろ第67番札所
サクラ(3月~4月)
ツツジ(4月~5月)
サツキ(5月~6月)
本館から記念塔へと続く園路脇には、毎年3月上旬から4月上旬にかけてカワズザクラ、ハチスカザクラ、ソメイヨシノが順を追って咲き、厳かな雰囲気に色を添えます。
あわじ花へんろ第67番札所
サクラ(3月~4月)
ツツジ(4月~5月)
サツキ(5月~6月)
本館から記念塔へと続く園路脇には、毎年3月上旬から4月上旬にかけてカワズザクラ、ハチスカザクラ、ソメイヨシノが順を追って咲き、厳かな雰囲気に色を添えます。