淡路島
スポット詳細

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絵島

淡路島の北端に浮かぶ島で、「国生み神話」に登場する「おのころ島」伝承地の1つとされています。元は陸地に続いていたものが波浪の作用により現在のような島になりました。
平清盛が大輪田の泊を修築した際に、人柱にされようとした人たちを助け、自らが人柱になった松王丸を祀ったといわれる石塔が島の頂上に建っています。
和歌を詠む名所として名高く、『平家物語』の「月見」の巻に「平家が福原の新都に移った当時(1180年)栄華の夢に耽った人々は絵島の月を見ようとして須磨から明石海峡を渡り、絵島の月を愛でながら歌会を催した」との記述が残されています。また、西行法師は、「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波にうつして 見るこよいかな」(山家集)という歌を詠みました。古くから名勝として人々に親しまれており、その美しさから多くの人々を魅了してきた場所だということがわかります。
現在でも、淡路島の誇る景勝地として知られており、市の名勝に指定されています。夜間には島全体がライトアップされます。
*危険防止のため絵島には立ち入る事ができません(2018年12月)

 

 

所在地

〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋

電話番号 0799-72-3420
FAX番号 0799-72-3421
その他

お問合せ先:淡路島観光協会 岩屋観光案内所

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